蓄電池を設置するにはデメリットも!覚えておきたいポイント
初期費用が100万円以上と高額になりがち
蓄電池を設置するには、デメリットもあります。まず、初期費用が高額になりがちという点です。本体の購入費用だけではなく、設置工事や電気工事などの費用も考慮すると、100万円以上かかるケースも珍しくありません
これらの初期費用は、蓄電池の設置後に電気代を節約しながら回収していくのが基本です。補助金制度を活用するのも良いでしょう。太陽光発電とセットで導入するとお得になるケースもありますので、相談してみてください。
寿命は10~20年!劣化が進むと買い替えが必要
蓄電池は消耗品であり、寿命は10~20年程度といわれています。劣化が進むと蓄電容量が徐々に減少するため、買い替えが必要です。メーカーによって保証期間や充放電サイクル、残存容量が異なりますので、機器の比較をしながら、なるべく長く使用できる機器を選ぶといいでしょう
なお、設置環境や使用方法によっては、想定よりも早い段階で交換が必要なケースもあります。適切な場所に設置し、正しい使用方法を守ってください。
設置スペースの確保と配線工事が必要
蓄電池は小型化&軽量化が進んでいますが、どうしても一定のサイズ感はあります。そのため、蓄電池を導入する際は、設置スペースを十分に確保しないといけません。屋外タイプの場合は、直射日光が当たらず、高温多湿でない環境といった条件も課せられます
また、蓄電池を設置するには、配線工事も欠かせません。屋根裏や壁の中に配線を通す必要があるときは、想定よりも工事に時間がかかる場合があることを知っておいてください。
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