そもそも蓄電池って何?基本的機能や重要性を理解しよう!

貯めた電気を必要なタイミングで供給する装置のこと

蓄電池が一体何をする機器なのか、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、蓄電池の基本的機能や重要性について解説します

蓄電池とは、貯めた電気を必要なタイミングで供給する装置のことです。電力会社から送られてくる電力や太陽光発電で発電した電力を貯めておくことで、電気代の節約や非常時の電源として活用できます。地球環境に配慮した新時代のエネルギー活用法として、ぜひ検討してみてください。

再生可能エネルギーを安定的に供給するために必須

SDGsへの関心が世界的に高まっている今、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの活用が注目されています。日本の電力会社の受電設備には容量に制限があり、再生可能エネルギーを送電するための十分な空きがありませんでした

そこで役に立つのが、蓄電池です。従来の受電設備では難しかった再生可能エネルギーの発電量をコントロールすることができます。集めた電力を貯めておけば、発電が困難な夜間や非常時にも使用可能です。

電力消費が集中する時間帯からのピークシフトが可能

一般的に、電力消費は日中に集中し、深夜や早朝は少ない傾向にあります。蓄電池を活用すると、深夜や早朝に電力を貯め、貯蔵した電力を日中に使用可能です。これがピークシフトと呼ばれるもので、電力消費がピークに達する時間帯を避け、電力消費が少ない時間帯に使用することを意味します

電気料金は日中が高めに、深夜や早朝は低めに設定されていることが多いため、電気代が安い時間帯にピークシフトすることで、電気代の節約が可能です。

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