家庭用蓄電池に搭載されている代表的な3つのモードとは
太陽光発電の売電を優先する経済モード
家庭用蓄電池には、3つのモードが搭載されています。1つ目は、太陽光発電の売電を優先する「経済モード」です。電力会社との契約で電気料金が安い深夜に充電し、電気料金が高い日中に放電することで、電気代を節約する狙いがあります
太陽光発電と組み合わせることにより、日中に発電した電気の優先的な売電が可能です。ただし、売電を優先すると蓄電池に貯蔵できる電気量が減ってしまうリスクがありますので、注意してください。
なるべく太陽光発電の電気を使用するグリーンモード
2つ目は、地球環境に配慮した「グリーンモード」です。なるべく太陽光発電で発電した電気を使用することで、電力会社から購入する電気の量を少なくできます。発電量が電力消費量を上回った場合は優先的に蓄電池に充電され、不足している場合は、深夜の安い電力で補われるのが特徴です
太陽光発電による電気をメインで使用することでCO2削減につながり、地球環境に配慮した暮らしを叶えられます。電気代の節約にもなり、一石二鳥です。
停電などが発生する前に満充電する安心モード
3つ目は、一定量の電力を常に貯蔵しておく「安心モード」です。停電など、電気が使えなくなる状況に備えて、蓄電池を満充電しておきたいときに適しています。日常生活では、契約中の電力会社の電気を使用し、充電が足りていないときは、太陽光発電の電気や深夜電力を優先的に貯蔵する仕組みです
その結果、常に蓄電量が一定になるように調整されます。停電や災害などへの備えとしてはもちろんのこと、節電対策としてもおすすめです。
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